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暗闇の中で、俺は飛んだ意識をどうにか取り戻した。 全身に激痛が走る。ダンプカーに直撃されたらこうなるのだろうか…いや、その場合だと確実に死んでるか。 とにかく俺は、頭を振って視界を取り戻した。 まだ一人頑張っている。先の部屋でミニガンを手に入れていた大男だ。 絶叫しながら周囲に弾をばら撒いている。 馬鹿め。忠告してやったのに。全開で撃つとすぐに弾切れすると。 案の定だ。すぐにその、相当な重量を持つ砲塔から弾は出なくなった。 そして。 周囲を駆け回っていた鋼の身体を持った巨大な獅子のような獣が、大男に襲いかかった。 一体につき体長3メートルはあるだろうか。 それが何頭も、何頭も。大男に群がっていき、男の悲鳴と絶叫がこの空間に木霊する。 ふと俺は周囲を見回し、先程俺が庇った少年を探した。 ああ、何ということはない。俺がここまでボロボロになってやったことは、こうも簡単に無為に帰したって事だ。 坊主頭の少年は、俺が背にしている壁の少し遠くの方で倒れていた。 腕が一本ずつ千切れかけ、そこから血溜まりが広がっている。 頭からも血を流して倒れており、その身体はピクリとも動かない。 俺ももうすぐ死ぬだろう。 自然と俺の頭は、こんなことになった経緯を一から思い出していた。 確か、最初は。 第一章へ 刹那に生きる者・目次
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【28】無為はあらゆる不道徳の母 「ねーおかしい絶対おかしい」 リルヴァは少年・貴彦に対しアピールを続けていた。 素っ裸になって尻を突き出しその部分を広げて奥まで見せて尻を振ったりもした。 だが貴彦は鬱陶しげな目を向けるだけであった。 「おかしいって何でそこまで興味がわかないの」 「……」 そろそろ泣きそうになっているリルヴァの問いに答えず貴彦は立ち上がってデイパックを持ち上げる。 「え? どうしたの?」 「どこか建物探してそこに隠れてます」 「あ、じゃあ私も行くからね!」 「ええ……」 「当たり前よ! 虚仮にされたままでいられないもの!」 「……はあ、もう勝手にすれば良いでしょう」 うんざりしている貴彦に張り切るリルヴァ。 貴彦はもういい加減まともに構うのも面倒になったようで勝手に飽きてどこかへ行ってくれる事を願っていたが、 リルヴァは全くその気は無かった。 ――――あぁぁぁぁい゛たぁいぃぃぃぃぃぃ!!痛いぃぃぃぃぃ!!痛い痛い痛いぃたっぁあ゛ぁいたぁ゛い!!!!! 「「!」」 突然どこかから響く男の悲鳴。 凄まじい絶叫のようで木霊している。 「あれ、結構近くない? 今の悲鳴」 「みたいですね……もうちょっとここに居ますか、じゃあ」 危険を感じた貴彦はもうしばらく橋台部分に留まる事にした。 「じゃあそのもうちょっとの間私と」 「しません」 「……泣いて良い?」 あまりの塩対応の連続にリルヴァは流石に心が疲れてきているようであった。 【午前/D-3軍前橋北側橋台付近】 【廣崎貴彦】 [状態]健康 [所持品]基本支給品一式、不明支給品 [行動指針]殺し合いをする気は無い。この人(リルヴァ)何よ……。 【リルヴァ】 [状態]健康 [所持品]基本支給品一式、不明支給品 [行動指針]殺し合いはしない。廣崎君の興味を私に向けさせたい! って言うか向いてよぉ……。 前:心と身体は乖離、狂宴に気もそぞろ 目次順 次:賽は投げられた 前:POWER&GLORY 廣崎貴彦 次:[[]] 前:POWER&GLORY リルヴァ 次:[[]]
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402 名前: NPCさん 2006/10/13(金) 18 37 24 ID ??? この流れに地元のコンベにいたGM思い出した。卓に女性PLが来るとグロ描写や残虐描写 (性的な描写はしないが)を増やして女性PLがいやー!と悲鳴を上げると喜んでいた 女の子が叫ぶともうそれだけでやったぜ!って達成感があるんだよ!と力説していた 403 名前: NPCさん 2006/10/13(金) 18 47 19 ID ??? 402 ニヤニヤと楽しげにしていたらどう反応するんだろうか 404 名前: NPCさん 2006/10/13(金) 19 12 36 ID ??? 402 俺の中の中学生(即ち厨房)の部分が激しく肯定している。 405 名前: NPCさん 2006/10/13(金) 19 49 56 ID ??? ウチにも残虐描写大好きの変態がいるぞ。 マスターの時にPCの妹(未成年)を孕ませて、四肢切断、揚げ物 にしてそのPCに食わせるというシーンを画像つきで演出していた。 当事者じゃないけど、マジに気分悪かった。 スレ115
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42話 「ザマァミロ!!」 男子2番 伊藤 麗司(いとう れいじ)は、かつて自分の苛めていた川井潤を遺体を蹴り飛ばした。 暗視ゴーグルを装備した彼は、暗闇の中もスイスイと動ける。 そして彼は何度も何度も恨みを晴らすように執拗に蹴り続けた。 「へへ・・・ゼェゼェ・・・・この手で殺せなくて残念だったけどな・・・このくらいで勘弁してやるか・・・」 (クラス内で俺に嫌がらせをしてたのは、あとは矢島・・・いや、クラスの奴等見て見ぬふりをしてるんだ・・・・みんな殺してやる・・・) どす黒いものを心に秘めて、麗司は獲物を探す為に歩き出す。 「・・・・お?」 獲物を見つけて、ニタァと口の端を吊り上げて笑う。 『パンッ! パンッ!』 「ぎゃあ!!」 彼の拳銃グロッグ23から放たれた銃弾は、何者かを捉えていた。 その証拠に、男の悲鳴が上がる。 自分の撃った弾が獲物に命中した事に興奮を覚え、麗司は手負いの獲物に近づく。 「チッ、矢島じゃない・・・・」 それは、男子18番 横井 保(よこい たもつ)だった。 保は、恨めしそうに麗司を見ると再び、悲鳴を上げた。 「だ―――誰だよ・・お前・・・何で俺を撃つんだよ!?」 見た事もない生徒を見て、混乱しながら喚き散らす保。 それもそうだ。 麗司は、登校拒否をしていたのだ。 その存在を認知すらしていない生徒もいる。 保もそのひとりだった。 しかし、彼は暗視ゴーグルを頭に装備している人間が誰か分からない為に、この発言をしたのだ。 だが、その一言が麗司の逆鱗に触れる。 「オマエののクラスメイトだよ・・・登校拒否児だけどな」 『バン!』 「ぎゃあ!!」 麗司のグロッグが保の腹に命中した。 「いてぇ・・・・いてぇよ・・・・」 泣き出す保を見て、麗司は更なる興奮を覚えた。 「なるほど・・・こりゃ楽しいわ。弱い者いじめする側の気持ちがやっと・・・分っかったぜぇ♪」 『ドゴッ!』 麗司は、撃たれた保の腹を更に蹴りつける。 再び、保の悲鳴があがる。 「もっと楽しみたいけど、まあ、オマエだけに構ってられる程に暇じゃないんだ。ウヒヒ・・・サヨナラ――名も知らないクラスメイトくん♪」 『バンッ!』 今度こそ、麗司のグロッグは保の頭を撃ち抜き、その命を奪った。 男子18番 横井 保(よこい たもつ) 死亡 残り18人
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前へ 双方の部隊が激突してから、まだ数分しか経っていないのに、もう一時間も戦っているように感じる。 可南子の右側から悲鳴が聞こえた。落馬する音が聞こえたのと同時に、剣をその方向に振るう。鈍い感触と共に、今度は男の悲鳴が聞こえた。 長い髪は後頭部でまとめ、兜に何とか治めている。その兜に、凄まじい衝撃が伝わった。 一瞬、可南子は命を落としたと錯覚した。兜の前面が砕ける。 落馬する寸前、鉄砲隊の姿が見えた。そこでようやく、自分が撃たれたことに気づいた。 瞳子の目の前で、可南子が落馬した。 「可南子さんっ!!」 彼女は派手に地面に叩きつけられ、後方に転がっていく。 瞳子は、キレた。 自らの魔力を剣に集め、大きく目と口を開け、雄たけびを上げながら、敵の真ん中に攻め込んだ。 瞳子は、可南子と違って兜をかぶっていない。トレードマークである縦ロールは隠さず、額当てのみとなっていた。 それはきっと、これからもそうであったに違いない。 それまでは、何があろうと、可南子が守ってくれたから。 瞳子たちの部隊まで敵を行かせないよう、可南子が食いとどめていてくれたから。 離れた場所の鉄砲隊が、瞳子に照準を合わせた。 瞬間、敵本隊の群れが崩れた。瞳子に銃弾は飛んでこなかった。 黒い塊に、淡い黄色が広がる。 「あれは」 傷ついた身体を起こしながら、可南子が呟いた。 遥か向こうに見えるのは、『剣聖』と呼ばれる──。 「かかれぇ!!」 剣を振り下ろすと同時に、周囲の兵士が敵軍を殲滅しだした。 不適な微笑みを浮かべる女が、馬から降りる。そして、よく通る声で言う。 「フェティダ自由国が総大将、支倉令! リリアン女王国の助太刀に参上した!!」 可南子が立ち上がる。自分の剣を手にする。 瞳子が剣を構えなおす。勝利を確信する。 令が更に続ける。全ての流れが、止まる。 「リリアンを攻め落とすならば、この支倉令を倒してからにするがいい!!」 再び動き出した流れは、全てが好転に向かっていた。 次へ
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どうもこんにちは、九官鳥と猫です。 いつもお世話になっております。 色々と企画などにも参加させて頂いておりますので、 今回はこちらの「うぃきの編集」の方に、ご挨拶という形で参加させていただきました。 【名前の由来】 浅い表面的な文学テイストを込めてこの名前にしました。 【大喜利歴】 2年くらい前に友人からこのサイトを教えてもらいまして、 たしなむ程度に参加していました。 この名前にしてから本格的に始めたのが、 2010年の10月くらいだったかと思います。 始めるキッカケというのが、 同じ中学のモンキーパンチと「空想的居住空間」というコンビを組み M-1に出場しよう!ということで、ボケのセンスを磨きたかったというものでした。 余談ですが、M-1の方は3分のネタを作るのにどう足掻いても6分を超えてしまうという 致命的な問題を抱えており、結局は出場もせずPHPに入り浸るだけという 悲しい結果となってしまいました。 【好きな芸人】 一昔前のダウンタウン、ブラマヨ、今田耕司、フットボールアワー、千原兄弟、ケンコバ、野生爆弾 ごっつええ感じのコントは大好きで今も、見るくらいなんですが、中でも 「兄貴」「思春期」が大好きです。 あと芸人ではないですが、ゆらゆら帝国と電気グルーヴもお笑いの観点において大好きです。(もちろん音楽も) 【好きなお題】 写真と一言です。様々な写真お題が出されていますが、 人物と背景が同時に映るものが大好物です。 それに対するボケは、ここでこれ言うか?という物が好きなんですが、 言ってしまえばほとんどのボケが恐らく写真の人物自体、口にしないような物ばかりなのでしょうが、 画像に垣間見られていない物に対する物への補助の形となる、一見なんでもない様な言葉が そこにそんな物があって、こいつはこんな事を思ったから言葉を発して・・・ウワ~と考えてると 選ぶのも楽しいです。 【好きなボケ】 昔やってたガチンコに関するボケ、 小さい事に対して風呂敷をこれでもかと広げるボケ めんどくさいボケ 【ラジオ】 たまにダラダラとやらしてもらってます。 【好きなオオギリスト】 スカイハイさん、けええさん、シャズナのCD10円で買って割る会さん、フーリッシュ火山さん、とかちさん、 サファリさん、402号室さん、エイムさん、だんおにさん、再度メニューさん、いかそうめんさん、会長さん、 虎猫さん、高等生物のピューレさん、店長さん、パラドクス的なねさん、へぱさん、さちぼうさん、バインさん、 ド下品ちゃんさん、駈猷洩26世さん、泣いてただろあの時さん、ファルス男優さん、慶子さん、miyafiさん、 堂本さん、作りたくなかった空さん、ふかしさん、鉛筆削りさん、夜の深爪スナイパーさん、立方体さん、 レオンさん、LEFTURNさん、ハサミの使い方さん、ケチャップお蕎麦さん、イクラビートさん、 怒りの小五郎さん、ぃゎぉさん、にーずぼっぐさん です。 もちろんモンキーパンチも好きです。 【PR】 長くなりましたが、今後もどうぞ、よろしくお願いします。 みっこりんさん&ちゃんこさんのラジオめっちゃ好きです
https://w.atwiki.jp/nicomad_srs_event/pages/1710.html
http //www.nicovideo.jp/watch/sm31892678 youtube版(画質はこちらの方がいいです) 作品名:【PSYCHO-PASS 】獣たちの悲鳴【サイコパス】 作者名:ギールベルト 作者コメント:僕はずっと探している 知りたいことがあるんだ 以前から興味のあったAMVを作ってみました。「AniPAFE2017」&「第99回MAD晒しの宴」参加作品です。 使用楽曲 悲鳴/中島岬(サークルMiddleIsland) 初めてのAMVで大変でしたが、個人的に物凄く大好きなアニメと楽曲なのでとても楽しく作れました。私の動画でサイコパスや中島岬氏にご興味を持っていただけたのなら幸いです…… PSYCHO-PASSは魅力的な作品が多くいますが、この動画では狡噛と槙島の二人の関係性だけにフォーカスをあててみました。 この作品のタグ:第99回MAD晒しの宴 レビュー欄 名前 コメント
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一群から先んじた男が小十郎の眼前へと迫った。後に続く者たちも、得物を掲げて向かってくる。 小十郎は間合いを計り、まずは一番手の男の胴を薙いだ。肉を断つ感触に手応えに感じつつ刃を返し、次に迫った男の喉を掻く。 間を置かず横から振り下ろされた刃を難なく撥ね返し、蹈鞴を踏んだ男の隙を突いて斬り伏せた。 血を噴きながら倒れていく男たちをその場に捨て置き、小十郎は勢いを止めず歩を進める。 雄叫びを上げつつ斬りかかってくる男を寸前で避け、半回りで向きを変え男の背を袈裟懸けに。刃先の流れに添って再び体の向きを変え、その先にいた男も一閃の下に斬り捨てた。 刃音が鳴る。命を屠る忌まわしくも心地良いその音色。小十郎の血が悦を覚えて騒ぐ。 瞬く間に仲間が斃れていくのを見て怯んだ男が、ひい、と呼吸ともつかない悲鳴を喉の奥から上げた。 小十郎はその喉を目掛けて突きを繰り出し、刺し貫いた。男の悲鳴が止む。代わりに今度はごぼごぼと水っぽい音を立て始めた男を腹を蹴って地に倒し、刃を抜いた。 刃に残った血を手馴れた所作で振り落とす。草の緑が血の赤で点々と染まった。 ──これで六。残り二。 斬り倒した数を確かめるように周囲を見回すと、この場に立っているのはもう小十郎と御者だけだった。 少し離れた位置にいる御者の足元に無様に斃れた影と蹲る影があるのを見て、足早に歩み寄る。歩む間に、血の臭いと戦いに高揚していた頭を醒ました。 小十郎の指示通り、御者は一人を生かしたまま倒していた。 不幸にも選ばれてしまった男の手はどちらも指が何本か欠けて血に塗れている。さらに地に縫い止めるように手の甲に刀を突き立てられ、蹲るよりほか何も出来ない状態だった。 抵抗を塞ぐための処置だったが、もし手が自由であっても男は反撃には出なかっただろう。 すでに男の手は得物が持てるような状態ではない。 それに加えて全身にも傷を負っていた男は痛みと恐怖に半泣きの有り様で、完全に戦意を失くしていた。 「おい、テメェらは何処のモンだ。誰の差し金で動いた」 小十郎は男に詰め寄ると、威圧的に問いかけた。 静かだが怒気を孕んで低く響く声に気圧されたのか男は怯えたように、ああ、あ、と意味を成さない声を上げるばかりで、まともな返答が出てこない。 要領を得ない男に苛立って凄む御者を宥めつつ、小十郎は己の中の苛立ちも押さえて、改めて問う。 素直に吐けばこれ以上痛い目には遭わせないと告げると、男はようやく人の言葉を口にした。 BBB10
https://w.atwiki.jp/peaceonpeace/pages/234.html
→http //ryukyushimpo.jp/news/storyid-20314-storytopic-3.html 防衛省始動 基地負担増指摘も 防衛庁が9日、省に昇格したことに対し、県内の平和団体は「戦争への道を突き進むものだ」「運動側だけでなく国民全体も疑問を持っている。そうした声を無視している」などと強く反発、自衛隊の海外派兵などに反対していく運動を強化する考えを示した。一方、県内の自衛隊関係者は「有事に備えるべきだ。やっと他国並みになった」と歓迎した。 沖縄平和運動センターの崎山嗣幸議長は「省への昇格は名前が変わっただけでなく、自衛隊の海外派遣が恒常化するなど軍事的役割の強化を意味している。米軍と共同の軍事行動も心配だ。日本が軍事へ傾斜している危険性を明らかにし、軍事行動への反対運動を強化したい」と話した。 反戦地主会の活動を支援している違憲共闘会議の有銘政夫議長は「国の政治は戦争への道に恐怖を抱く国民の声を無視し、なりふり構わずといった感じだ。米軍再編による日米の軍事一体化に向けて法や環境を整えている印象だが、国民はそれを支持していない」と批判した。 沖縄大学の佐久川政一名誉教授(憲法学)は「昇格は憲法改正にも関連しており、戦争のできる国づくりのために外堀を埋めているという感じがする。米軍再編では基地の負担軽減と言いながら、日米の軍事一体化が着々と進められている」と指摘。「防衛省になれば、予算の編成なども単独ででき、基地機能が強化される。基地の重圧は避けられず、沖縄にとってはプラスにはならない。残念」と話した。 県内の自衛隊駐屯地でも9日午前、久間章生防衛相らのあいさつが放送された。 自衛官の男性(35)は、「今までは国際貢献活動は付随的任務だったが、これからは本来任務になる。海外に行く機会があったら現地のニーズに応えられるように、いかなる状況にも対応できるよう、物心両面で備えておかないといけない」と述べた。その上で「『庁』が『省』に変わったからといって、急に(任務が)変わるとは思えないが、指揮官の命令があれば、危険な地域であっても行かないといけなくなる。自分は命令が出れば従うつもりだ」と話した。 自衛隊OBでつくる県隊友会の石嶺邦夫会長は「かねてから他国並みの正常な形を期待していたので願いがかなったという思いだ。戦後60年が過ぎ、国防に対する国民の理解が深まっている」と省昇格を高く評価。米軍再編に伴う自衛隊と米軍との共同使用への影響については「県民負担が増えることはないと思う。日米安保に基づき、有事に備え、日米で意思疎通を密にし対処能力を高めておくのは必要だ」と語った。 (1/9 16 02)